9アルバム

木村カエラ - Sync

Sync [通常盤]

Sync [通常盤]

10月にアコースティックな音色の中で素直な言葉を綴ったシングル曲“Sun shower”をリリースしたことは彼女にとって大きなことだっただろう。冒頭から《この辺りで心を休めようか》と優しく歌われるこの曲には、自らの内面の変化と向き合い、それを表現することを恐れなかった新しい木村カエラがいる。そのモードはこのアルバムにも顕著で、穏やかな時間の中にも心の中に消えない野望や勇気を掬い上げるように歌われる“coffee”や、可愛い歌い方で聴き手の心までもをピンク色に染めるポップ・ナンバー“Cherry Blossom”など、かつてないタイプの魅力が満載だ。求める音、歌いたい言葉が変わってきたことに対する、戸惑いもあったのではないだろうか。だけどそれを封じたり抗ったりせず、ちゃんとこの作品に刻めたことは、同時に「これからもずっと歌っていきたい」という気持ちそのもののようにも思える。そんな揺れる気持ちも変わらない衝動も全部、集約しているのが“Synchronicity”。彼女が今あらためて歌う《ロックすべきだ》という言葉は、かつてないほどのパワーと光を帯びて放たれていた。

高橋優 - 僕らの平成ロックンロール2
僕らの平成ロックンロール2(通常盤)

僕らの平成ロックンロール2(通常盤)

PowerPush!つじあやの - Oh!SHIGOTO Special
Oh!SHIGOTO Special

Oh!SHIGOTO Special


矢野沙織 - Answer
Answer

Answer


甲斐バンド - ROCKS
ROCKS<初回限定盤>

ROCKS<初回限定盤>


秦基博 - Signed POP
Signed POP

Signed POP

PowerPush!PowerPush!ザ・クロマニヨンズ - Yeti vs CroMagnon
YETI vs CROMAGNON

YETI vs CROMAGNON

先行シングル“突撃ロック”を幕開けに今回も小気味よく進む珠玉の12曲。マーシーは“団地の子供”“日本の夏ロックンロール”“南から来たジョニー”でワビサビの世界を描き、ヒロトは“人間マッハ”“ヘッドバンガー”とリフで攻め、“チェリーとラバーソール”で泣かしてくれる。本作からの2ndシングル“炎”はアナログが超凝ったジャケットで驚かされたが、ラブソングというより心を許した友の歌のようで、このふたりどこまでわかってんだと胸が熱くなる。
 「伝説の対決」のことだと言う表題の物語はジャケを見るとわかるそうだが、命名の由来の一片にキンクスの『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第1回戦』があったとヒロト。意味不明なタイトルにしたいと言いながらも、根っこを見せてしまうのが彼等らしい。また本作は収録曲順に録音したのだそうだ。珍しい手法だと思うが、スタジオ録音でも楽器のセットなどを変えないライヴのような縛りが新鮮だったようだ。どんどん余計なものを削ぎ落とし本質に迫ろうとする彼等の凄みと軽やかさに、今回も打ちのめされてしまう。

PowerPush!UNCHAIN - Love&Groove Delivery
Love & Groove Delivery

Love & Groove Delivery


ねごと - 5
5

5


ソナーポケット - ソナポケイズム 4 〜君という花〜